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富田林商工会について
商工会地域の産業
富田林商工会は、1市2町1村を管内にもつ全国的に珍しい商工会です。
河内平野の南、平和な河内の郷を中心に位置する富田林市、その東に太子町、河南町、千早赤阪村が南河内の平野に広がり、面積にして116.51km2に及んでいます。豊かな自然環境と、河内飛鳥などの古墳遺跡から中世、近世の遺跡まで観光資源がきわめて豊富にあり、あたかも「文化の故郷」を彷彿とさせています。
東に横たわる金剛・葛城の連山、二上山など金剛生駒国立公園の裾野には今なお農村的工業が多く点在し、兼業化傾向が色濃く残っていますが、管内就業者の60%以上は生産活動の場を大阪市内にもっていて、その意味では住宅地域と言えるでしょう。
大阪府内でも有数の自家用自動車の所有率を誇るここ南河内には、外環状線を中心にして購買区域が広がり、中規模、大規模小売店舗の進出ラッシュが、一時期あったものの、長引く不況を反映してより身近で地域に密着した専門店やコンビニエンス・ストアなどが多く見られるようになりました。その反面、既存の集積の薄い商業地域はもとより各駅前の中心地区にある商店街にも消費需要の低迷と相俟って、一昔前の良き時代を懐かしむ声がしばしば聞かれるのが現状です。
一方、工業においてはその昔、河内木綿や竹かごなどで知られていた時代から竹すだれやグラスボール、作業手袋(太子町)、凍豆腐(千早赤阪村)に代表的産業が変わりましたが、昭和35年をピークに衰退していき、今では地場産業の振興という大きな課題を残しています。しかし、富田林市石川沿いの中野町東、若松町東に中小企業団地が大阪府主導で造成されてから、富田林最大の工業集積を形成し、今では地域の代表的産業の顔となっています。
商工会の性格
商工会は「その地区内における商工業の総合的な改善発展を図ることを目的とする」地域的総合指導団体であり、公益性のきわめて強い特殊法人として、商工会運営についての基本原則を商工会法第6条に次のように規定されています。
① 商工会は、営利を目的としてはならない。
② 商工会は、特定の個人又は法人その他の団体の利益を目的としてその事業を行なってはならない。
③ 商工会は、これを特定の政党のために利用してはならない。
商工会の事業
商工会の事業は大別して「経営改善普及事業」と「一般事業」に分けられます。
経営改善普及事業は、商工会が指導団体として、 とくに地区内の小規模事業者(従業員数が製造業・建設業20人以下、 商業・サービス業5人以下)を対象として、国や地方自治体等の援助を得て実施しています。
一般事業は、地域の経済団体として、地区内の商工業者が連帯し、 お互いに助け合いながら、経済的地位の向上を図るため、「地域総合振興事業」を実施しています。
概要
沿革
昭和37年7月22日 創立
昭和37年8月25日 法務局登記・大阪府知事認可(37振第473号)会長
村元 保男
住所
富田林市粟ケ池町2969-5
最寄駅
近鉄南大阪線 喜志駅
代表電話
0721-25-1101
担当地域
富田林市・河南町・太子町・千早赤阪村
地域内事業所数
4,395件(平成28年事業所統計)
商 業:3,389件
工 業:632件
建設業:374件各団体について
・ 富田林商工会青年部
・ 富田林商工会女性部
・ 富田林市商業連合会
・ 富田林料飲宿組合
・ 富田林保健所公衆衛生協力会
・ 珠算連盟
・ 富田林商工会太子町支部
アクセス
〒584-0012
大阪府富田林市粟ケ池町2969-5
代表電話 : 0721-25-1101
[ 電車でのアクセス ]
近鉄長野線 喜志駅下車 南へ徒歩7分
[ お車でのアクセス ]
大阪外環状線 宮前交差点より東へ1分